コジンテキカクメイ

ココロにカクメイをおこそうとおもって

世界は鏡、世界は私

鏡の前に立つ


鏡に私がうつる


私は私を見ているのか


それとも


私は鏡を見ているのか



小さな子どもや動物は


鏡の中にうつる自分を見ていない


他人だと思って声をかけてみたり触れてみたりする



いづれそれが自分だと気がつき鏡の中に自分を見る


誰しもが初めは
鏡をただ鏡として中に他人がいるように見たはず


だけといつしか鏡ではなく自分を見だす


世界は鏡だ


自分が鏡にうつった自分を自分として見るように


自分が世界で起こった出来事や物事を「これはこう」「それはそう」として見る


言い換えると


自分の解釈や価値観や分別といった物の見方で「全て」を見る


鏡にうつった自分を見るとはそういうことだ


仏教ではこの世界を「色」という


逆に鏡そのものを見るということは


自分の解釈や価値観や分別といった物の見方を取っ払ってありのままを見るということだ


仏教ではこの世界のことを「空」という


空即是色
色即是空


解釈も分別も持たずに見る世界を「空」といい
解釈と分別に通して見る世界を「色」という

解釈と分別を通して見る世界を「色」といい
解釈も分別も持たずに見る世界を「空」という


わかりやすく訳すと
まぁこんな感じの事を言っている


つまり


僕たちは「自分」で世界をこのように見ている


ということ


それが


幸せであっても、不幸であっても、嬉しさであっても、怒りであっても、楽さであっても、苦しさであっても


それはつまり


自分でそう世界を見ているということ


鏡にうつる自分を他人だと思うことも


鏡にうつる自分を自分だと思うことも


それは「自分で」そう見ているということ


そしてそれは


それ以前に自分でも他人でもなくただの鏡であるということ


って一歩引いて日常を見ることができると


気楽に毎日を過ごすきっかけになったりするかもね♪