ワクワクとガッカリの正体
ワクワクしたり
ガッカリしたり
したことってあると思う
ワクワクが「今」を輝かせたり
ガッカリが「今」を暗くしたり
これってどんな心のあらわれなんだろう
例えばこんな感じで考えてみて欲しい
A商店街のイベントでお楽しみ抽選会に参加することになった
大当たりは現金100万円
一発勝負で確率は1/500
0.2%だ
まぁ当たらんだろう
結果外れた
まぁ当たらんわな
その帰りにB商店街も同じようにイベントでお楽しみ抽選会をしていてこれにも参加することになった
大当たりは現金100万円
一発勝負で確率は1/2
50%だ…!?!○△♯£⁂?!
まままままじかっ!!!!
ドキドキ…ワクワク…ドキドキ…
頭の中は100万円をゲットしたら…
あれ買ってこれ買って、いやいや手堅く貯金しようか、まてまて海外旅行もいいな、とりあえずパーティーだっっ⤴︎⤴︎⤴︎
なんて妄想でいっぱい
運命の一瞬っっ!!!
セイッ!!!!
外れた…外してしまった…
……、
はぁ〜〜なんであっちを選ばなかったんだ…。
……、
当たってれば今頃…はぁ〜〜⤵︎
ってな感じで
人はワクワクしたりガッカリする
A商店街の場合は確率も低く
当たらないだろうという予想の元
期待もなく当たればというワクワクもなく
外れてももし当たっていればと執着することも結果を後悔することもなかった
B商店街の場合は確率が高く
当たるんじゃないかという予想の元
期待を抱き当たったらというワクワクもあった
外したときはもし当たってればという執着と
なんで外したんだという後悔にまみれた
A商店街のときも
B商店街のときも同じ結果なのに
心のありようは大きく違う
人はこうなるだろうと未来を描きそれにリアリティを持てば持つほど
そうなったらとワクワクし
そうならなかったときに
さも何かを失ったかのようにガッカリする
何も得ていないし
何も失っていないのにもかかわらず
はじめから
何も得ていないし
何も失っていない
未来の想像を今に得たかように錯覚しワクワクし
過去の想像を今に失ったように錯覚しガッカリする
ワクワクしてもガッカリしても
真実は「今」こうでしかないってこと以外ありえない
ってことを見抜ければ
後悔やガッカリした気持ちがどっかに行くんじゃないかな